| 今年のスタッフ日記を見返しながら、今年は何といっても消えた高齢者を含めた無縁社会の問題と何も決められない政治の混迷が非常に印象的な一年だったように思いました。 このままではどこかで完全に破たんするのではと言われる増加し続ける社会保障費をどうするのかという漠然とした不安感、そして普天間、尖閣諸島、北方領土といった外交問題は前進どころかかなり後退してしまったという世論が大勢であるようで、成熟社会の代表でもあった日本は確実になだらかな下降線の時代に入ったという論調も多く聞かれます。 もちろん日本同様にこれまで豊かさを享受し続けてきた先進国の欧米も例外なくなだらかな下降線の時代に突入しているわけで、中印の躍進著しいG20時代をどう舵取りしていくのか、政治の果たす役割は極めて大きいですよね!!! |